はじめに|共感してほしい。それは人間の本能
「共感してもらえると、うれしい」
「自分のこと、わかってほしい」
「この気持ち、誰かと分かち合いたい」
──これ、すべて人間の本能です。
そして、私たちは無意識に「共感してくれる人」を好きになります。
つまり人間関係のほとんどは、“共感”をベースに成り立っているんです。
婚活においても、これは例外ではありません。
- うまくいく会話
- 居心地のいい関係
- 好かれる第一印象
その裏側には、必ず「共感力」があります。
共感できる人に、なぜ惹かれるのか?
「それ、めっちゃわかる〜!」
「私もそれ思ってた!」
こういう共感の言葉をかけられた瞬間、
一気に心の距離が近づくのを感じたこと、ありませんか?
SNSで“あるあるネタ”や“共感エピソード”がバズるのも、
人は「自分と似ている」と感じた瞬間に安心し、親近感を抱くからです。
婚活でも、共感を上手に使う人ほど「また会いたい」と思われやすい傾向があります。
共感は、愛される人が自然と使っている“恋愛スキル”
婚活でモテる人って、どこか安心感があって、
「この人、話しやすいな」と感じさせる人が多いんです。
その理由のひとつが、共感力。
- 相手の話にうなずく
- 「それ大変だったね」と寄り添う
- 「うんうん、わかるよ」と言葉に出す
これだけで、相手の心はすっとほぐれていきます。
実際、恋愛や婚活では「アドバイス」よりも「共感」が圧倒的に効果的。
共感さえできれば、あなたはモテる人に変われます。
NG例:共感のつもりが、押しつけアドバイスに…
ただし、ここで注意が必要です。
「共感してるつもり」で、上からアドバイスしていませんか?
たとえば、
- 「俺だったらこうするけどね」
- 「それは◯◯が原因じゃない?」
- 「もっとこうすればいいのに」
これは残念ながら、共感ではなく“上から目線の助言”です。
特に男性がやりがちなこのパターン、
「話さなきゃよかった」と思われてしまう原因になります。
人は、悩みに対する“正解”よりも、
「わかるよ」と共感されるほうが心が軽くなるんです。
モテる人は共感リアクションの達人!
あなたの周りにもいませんか?
「なぜか好かれてる人」
「誰とでも仲良くなれる人」
そういう人の会話をよく聞いてみると、
驚くほど「共感ワード」が多いことに気づくはずです。
- 「それ、わかる~!」
- 「私も似たような経験ある!」
- 「めっちゃ共感だわ!」
こうした言葉があるだけで、場がやわらかくなり、
一緒にいるのが心地よく感じられるんです。
婚活の場でも、初対面で好印象を与える人は、
会話の中に“共感の魔法”を散りばめています。
ただし“共感だけ”では疲れてしまう現代人
ここまで「共感力の大切さ」をお伝えしてきましたが、
共感に偏りすぎるのも実は危険です。
現代は、「共感しなきゃいけない空気」が強くなりすぎていて、
SNSでは少しでも違う意見を出すと袋叩き…なんてことも珍しくありません。
「本当は共感できないけど、合わせてる」
「自分の気持ちより、相手に合わせてしまう」
そんな状態では、心が疲れてしまいます。
本当に大切なのは、“共感の先”にある信頼関係
共感は、人間関係の入り口。
でも、ゴールではありません。
本当に心地よい関係というのは、
「違う意見でも大丈夫」と思える安心感のある関係です。
- 本音を言っても大丈夫
- 気持ちがズレても受け入れてもらえる
そういう信頼があるとき、人間関係は深まり、
恋愛でも、より濃いパートナーシップが築けます。
まとめ|共感を“武器”にして、信頼を“土台”にする婚活を
婚活において「共感できる力」は、相手と心の距離を縮める最大の武器です。
でも、その先に必要なのは「信頼」――。
- 共感してくれる人に、心を開ける
- 信頼できる人となら、未来を描ける
この2つが揃ったとき、初めて“本物のご縁”が生まれます。
だからこそ、今日から意識してみてください。
共感の言葉を、ひとつ増やしてみる。
相手の気持ちを、ちゃんと聞いてみる。
それだけで、婚活がぐっと前に進みますよ。
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