「できない」と言う人たち
ただただ経験がないことを
「できない」
と表現する人がいます。
「私にはできません」
と言うんです。
ただ、経験がないだけなのに。
やればできることかもしれないのに。
いや、きっとできますよ。
できると思うから、頼んでいるんです。
しかし、
「できない」と言いきってしまうんです。
おそらく無意識なんだと思います。
自分の言葉を相手がどう捉えるかなんて、
まるで考えていないんです。
これもまた
『相手のことを考える経験』
をしていないから、
できないのかもしれません。
とにかくやったことがないことを
彼らは「できない」んです。
「できない」が招くこと
私の推測では、
彼らが言う「できない」の本当の意味は
「（やったことがないから）できない（かもしれない）」
なんです。
絶望的に、
言葉足らずなだけなんだと思います。
言語能力が、著しく低いのでしょう。
本人は自信のなさや謙虚さを、
表現しているつもりかもしれません。
しかし、受け取り側からすると、
「できません！」
と突っぱねられている感覚になります。
「この人はできないんだ。じゃあ他の人に頼も。」
ってなるんです。
こうなってしまうと、
次からもできない人には頼みません。
できない人は、
これからも経験をしないから、
一生できないままなんです。
本人が「できない」と言い続ける限り、
できるようにはなりません。
そもそも、
できるようになりたいとも思わないでしょうし、
できていない自覚もないでしょう。
「できない」と言う人たちは、
こんなことをごちゃごちゃ考えちゃいないし、
この記事を読んだって、
自分のことだと「ハッ」としないはずです。
何かと何かを結びつけて考える能力が、
どうしようもなく欠落しているんです。
こんな人たちにイラついても、
しょうがないですよね。
人のイライラとかにも鈍感だから。
人のことなんて、
全く見ていないんです。
こういう人たちは、
周りの人がどう感じようと、
どうだっていいんです。
相手の気持ちを
想像してみることすらできないから。
主観でしか物事を見れないんです。
もうそういう性質なのだと、
理解してあげるしかないのかもしれません。
小さな挑戦をしよう
世の中、やってみないと
わからないことばかりです。
人間が一生で経験できることなんて、
結構限られていると思います。
やってみないのは、
損じゃないですか？
なんでもとりあえずやってみる。
赤ちゃんは、
みんなそうやって成長します。
なんでも口に入れたり、
触ったりするんです。
一つ一つの
小さな成功、失敗を繰り返しながら、
立派に成長していくんです。
それが人間の成長の仕方なんです。
あなたも今は、立派な大人です。
これまでの人生でいろいろ試してきたから、
今こうして
ちゃんとした大人になれているんです。
挑戦をやめたら、
人間の成長は止まります。
むしろ、退化するでしょう。
小さな挑戦を続けましょう。
おじさんで
電子機器にめっぽう弱い人がいますよね。
あれは、触ろうとしないからです。
原因は、ただそれだけ。
触っていたら、
自然とできるはずなんです。
長い人生でいろいろ学んできて、
多くの失敗をしてきたからこそ、
『失敗をしないように』
自ら行動を制限してしまうんです。
無意識のうちに、
『失敗しない道』を選択するんです。
そして自分が失敗してきた大人は、
自分の子供や周りの人には
失敗をしてほしくないから、
余計な手出し口出しをするんです。
ずっと抱っこされてる子供とか、
見ていてかわいそうになります。
走り回って転んで泣いて、
それが成長につながるんです。
自分で選んだ行動が何を招くのか、
結果を自分で判断して
賢くなっていくんです。
「やってみる」の気持ち
おじさんたちは失敗を恐れすぎて、
スマホとかパソコンが
全く使えなくなっていくんです。
時代に置いていかれます。
ちょっとした失敗くらい、
笑って過ごしてたらいいんですよ。
どうせ大した失敗はしないんだから。
おじさんになっても、
スマホをとにかく触るんです。
気になるアプリを
なんでも取ってみるんです。
若者文化にも触れてみるんです。
自分の好きなテレビばかり見てないで、
今の情報を仕入れる努力が必要です。
世の中で何が起きているのか。
今、何が流行っているのか。
自分が持っているもので、
一体何ができるのか。
とにかく「やってみる」んです。
怖いから触らないとか
もうやめましょう。
自分では何もできなくなりますよ。
この記事を読んでて、
胸がソワソワする人、いるでしょう。
「できない」は、
自分の成長を止める言葉です。
失敗なんて恐れずに、
「やってみる」のが大事です。