はじめに|10年ぶりの福岡、食の記憶がよみがえる
気づけば私たち夫婦が福岡を離れて、もう10年。
大学生の頃に出会ってから、就職や転勤、留学などでそれぞれ福岡を離れ、各地で暮らしてきました。
私は、
福岡(出会い)→長崎→広島→福岡
妻は、
福岡(出会い)→広島→名古屋→長崎→カナダ→長崎→広島→福岡
こうして10年越しに、ようやく2人そろって福岡へUターン。
いろんな土地で暮らしたぶん、たくさんのご当地グルメを食べてきました。
各地のグルメも最高だったけど…
長崎では、
- チャンポン
- 皿うどん
- トルコライス
名古屋では、
- ひつまぶし
- 味噌カツ
- 手羽先
広島では、
- 広島風お好み焼き
- 中華そば
- 汁なし担々麺
どれも本当においしくて、夫婦で「私たち、どこでも暮らしていけるね」と笑ったほど。
でも――。
その土地に馴染んでいても、ふと恋しくなるものがあるんです。
そう、それが「とんこつラーメン」。
他県のラーメンも悪くない。でも「何かが違う」
長崎や広島でもラーメンは食べました。
「醤油とんこつ」や「魚介ベース」のおしゃれなラーメン。
最初はそれなりに楽しんでいたんです。
でもね。
やっぱりどこかで思うんです。
「あー、博多のラーメンが食べたいな」
あの独特のとんこつの香り、細麺、替え玉、辛子高菜――。
全部が恋しかった。
帰福して最初に向かったのは…やっぱりラーメン屋!
福岡に戻ってきた初日、私たちがまっすぐ向かったのは、とんこつラーメンの名店。
もうガマンできなかったんです。
訪れたのは、例えばこんなお店。
どちらも福岡を代表する名店です。
着席してすぐ、鼻をくすぐるとんこつの香り…。
「帰ってきたなぁ」と心から実感しました。
スープまで飲み干す「格の違い」に感動
ラーメンが運ばれてきて、一口すすった瞬間…
「これこれ!!」
夫婦そろって、笑いながら言いました。
正直、格が違ったんです。
醤油とんこつも、味噌ラーメンも、もちろんおいしいけど、
“純とんこつ”の圧倒的な濃厚さとキレは、やっぱり福岡の味。
気づけばスープまで飲み干していて、
「やっぱラーメンはこれだよなあ…」と、2人してうなっていました。
辛子高菜の魔力にもやられた
さらに、忘れてはいけないのが辛子高菜。
福岡のラーメン店には高確率で置いてある、アレです。
ピリ辛で、ごはんにもラーメンにも合う最強トッピング。
懐かしさもあって、気づけば置いてある半分くらい食べていました(笑)
福岡のラーメンは“帰ってきた味”
これまでたくさんのグルメを食べてきました。
でも、福岡のとんこつラーメンだけは、別格の「帰ってきた味」。
思い出補正もあるかもしれないけど、
それでも毎回「うまっ!」って感動できるのが本場の力なんです。
まとめ|福岡に来たら、まずはラーメンを!
旅行や転勤、帰省で福岡に訪れることがあれば、
「とんこつラーメン」と「辛子高菜」は絶対に外さないでください!
これぞ福岡、これぞ博多!と、五感で実感できるはずです。
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あなたの福岡グルメ体験も、きっと誰かの共感に繋がります。
一杯のラーメンから、懐かしい気持ちや幸せがあふれてくる。
福岡って、やっぱり最高ですね!