「価値観が合う人がいい」って、どういうこと?
婚活をしていると、よく耳にするのが「価値観が合う人がいい」という言葉。
でも、そもそも価値観とは何か、そしてどうすれば価値観の合う人と会話ができるのか、考えたことはありますか?
実は、価値観が合うかどうかは、「特別な会話」だけでわかるものではありません。
日常会話の中にこそ、価値観のヒントはたくさん隠れているのです。
この記事では、婚活中の女性が“価値観の合う人”と出会い、自然に深い話ができるようになるための会話術を紹介します。
そもそも「価値観」とは何?
価値観とは、「何を大切にするか」「どう感じ、どう選ぶか」という人それぞれの物事の捉え方のこと。
たとえば以下のようなものが、価値観にあたります。
- お金の使い方(貯金重視?経験重視?)
- 家族との距離感(同居希望?核家族派?)
- 仕事に対する考え方(安定?挑戦?)
- 人付き合いのスタンス(広く浅く?狭く深く?)
「どっちが正しい」というものではなく、人によって違うからこそ、価値観の“すり合わせ”が大切なんです。
なぜ、価値観が合うと“会話が楽になる”のか?
価値観が合う人との会話は、不思議と自然に続きます。
なぜなら、物事の見方や感じ方が似ていると、共感ポイントが多くなるからです。
- 同じことに笑えたり
- 同じところで違和感を感じたり
- 相手の言葉に「わかる~!」と自然にうなずけたり
こうした小さな共感の積み重ねが、「この人とは話しやすい」「もっと話したい」という感情を育てていくのです。
日常会話で“価値観の合う人”を見抜くには?
初対面で「あなたの価値観は?」と聞いても、なかなか本音は引き出せませんよね。
だからこそ、何気ない日常会話の中で価値観を感じ取るのがポイントです。
◆ たとえば、こんな日常会話の中に注目!
例1:
「この前、連休に旅行行ってきてさ〜」
→ どんな旅を選ぶか(贅沢系?アクティブ?のんびり?)で、時間やお金の価値観が見える。
例2:
「最近、仕事忙しくて寝るだけの生活…」
→ 仕事を優先するタイプか、プライベート重視か、人生観が出る。
例3:
「家族と久しぶりに食事したよ」
→ 家族との関係性や、大切にしている人間関係の傾向がわかる。
つまり、何を話すかより、どう話すか、どこを大切にしているかに注目することが大切なのです。
“深い話”に自然とつなげる会話のコツ3選
① 相手の言葉に「なぜ?」を添えてみる
ただ相づちを打つだけでは、会話は表面的なまま。
でも、「どうしてそう思ったの?」とやさしく深掘りすることで、価値観が見えてきます。
例:
「転職を考えてるんだ」→「そうなんだ、どんな働き方が理想なの?」
相手も、「聞いてくれてる」「自分に興味を持ってくれてる」と感じて、心を開きやすくなります。
② 自分の価値観も少しだけシェアする
深い会話には、“相互性”が大事です。
相手にばかり質問せず、あなたの考えも伝えてみましょう。
例:
「私は休日に1人でカフェ巡りする時間がすごく癒しなんだよね。○○さんはどんな時間が好き?」
「自分の軸」を見せると、相手も安心して本音を出せるようになります。
③ 「正解」を求めず、違いを楽しむ姿勢を
価値観が“合う”と言っても、全てがピッタリ一致する人はいません。
むしろ、「へぇ、そんな考え方もあるんだ」と違いを楽しめる会話ができる人こそ、魅力的です。
違いを受け入れ合えると、関係はぐっと深くなります。
価値観の合う人とは、“会話を通じて育てていける”
最初から「この人は価値観が合う」とわかることは、実はあまりありません。
価値観は、日常会話を重ねていく中で、少しずつ見えてくるもの。
そして、会話の中でお互いの考えを知り、歩み寄っていくことで、
“価値観が合う関係”を育てていくことができるのです。
まとめ|価値観が合う人との会話は“探す”より“育てる”
婚活では、「価値観が合うかどうか」が重要な判断軸になります。
でも、それは“会った瞬間に決まるもの”ではありません。
あなたの問いかけ方や、日常会話の工夫次第で、“深い話”は自然と生まれてきます。
今日からできる第一歩は、
- 相手の言葉の背景に興味を持つこと
- 自分の考えも少しずつ開示すること
- 違いを否定せず、楽しむこと
この3つを意識するだけで、価値観が合う人との会話は、ぐんと深まりますよ。