かんじです!
自分で言うのもなんですが、
私は場が明るく楽しくなることを
常に考えながら人と接しています!
いつも笑顔で過ごしたり、
声を上げて笑ったり、
小粋な冗談を言ったり、
時には自虐を交えたりと…。
(面白いかどうかはさておき)
できるだけその場が
明るく楽しくなるように、
いつも努めています。
この中でも
私が特に大事にしているのが
「笑顔でいること」です!
笑顔でいることは、
自分も周りも
ハッピーにする力があるんです。
笑顔でいるなんて、
とてもカンタンなことです。
人の話を聞くとき、
自分の話をするとき、
人に会ったとき、
いつでもニコニコしているだけ
これだけでいいんです。
カンタンなのに
自分にハッピーが訪れて、
人をハッピーにできるんです。
人は自分に幸福を与えてくれる人を
好きになる習性があります。
いつも暗い顔をして、
笑顔でいないのは
もったいないことです!
笑顔の大切さを実感した
出来事があります。
今でも
ふとしたときに思い出します。
16年くらい前ですかね。
あれは私が中学3年生の頃。
担任の先生と行う2者面談。
1人大体5〜10分くらいの
簡易的な面談で、
進学先の話や勉強の話などをする場。
出席番号順に呼び出される生徒。
面談から戻ってきた生徒が、
次の生徒に声をかけるスタイル。
(このスタイル懐かし)
教室の席が近いだけの人と
他愛も無い話を一通り行い、
ちょうど話題が尽きかけた頃に
私の名を呼ぶ声が…。
(ふぅ…救われた…)
「面談特に話すことないな」
などと気の乗らないまま、
担任の先生が待つ部屋を訪ねました。
すでに進学希望先も決まっていて、
進学先は学力面でも
おそらく大丈夫であろう
という評価を得ておりました。
戻ってきた人の話を聞く限り、
面談も案の定大した話はなく、
定型文のような会話が
繰り広げられるとのこと。
面談を出来る限り
早く終わらせるために、
私はある行動を取りました…。
先生『クマくん、それじゃあ面談を始めます。』
「お願いします!!」
先生『志望は〇〇高校だよね?』
「はい!!」
先生『クマくんの学力なら、〇〇高校はこのままいけば大丈夫だと思います。』
「ありがとうございます!!」
先生『ぺちゃくちゃ…』
「はい!!」
先生『ぺちゃくちゃ…』
「はい!!」
先生『最後になにか質問などありますか?』
「ありません!!」
「ありがとうございます!!」
太陽のような明るい笑顔と、
気持ちの良い返事を
ただひたすらに繰り返しました。
正直、先生の話なんて
ほぼ聞いちゃいませんでした。
しかし、まぁ不思議。
担任の先生はというと、
みるみるテンションが
上がっていくではありませんか。
最後の方には
先生の目がキラッキラしちゃって、
逆にこっちが恥ずかしくて
目が合わせらんないくらい
純粋な瞳で私を見ていました。
(瞳の奥に先生の青春時代を垣間見た気がします)
話がどんどん派生してしまい、
どんなことが好きなのかとか
好きな番組は何なのかとか
余計な質問が出てくる出てくる…。
私の願いとは裏腹に、
ひたすらに長く続く面談となりました。
結局他の人より長めの面談となり、
慣れない満面の笑みで
顔の筋肉疲労を感じ始めたときに、
先生がキラキラした瞳のまま
興奮した様子で言いました。
『クマくんは笑顔がいい!前から思ってたけど笑顔が素晴らしいよ!かわいい笑顔してる!クマくんの笑顔を見ると嬉しい気持ちになるんだよ!』
「あっ…ありがとうございます…」
純粋に褒めてもらえた嬉しさと、
禿げたおじさんから言われる
キモさが合わさって、
なんとも言えない気持ちになったことを
今でもハッキリと覚えています。
16年経った今でも思い浮かぶくらい、
私としても嬉しかったのだと思います。
あのときの愛想笑いが、
私が人生で初めて披露した
愛想笑いではないでしょうか…。
社会に出てからは愛想笑いの毎日…。
こうやってみんな
大人になっていくんでしょうね…。
(急なセンチメンタルモード)
この大人の階段が、
思春期真っ盛りの私にとっては、
心揺さぶられる出来事となりました。
それからというもの、
私自身自分の笑顔に
自信が持てるようになりました。
(チャームポイントは笑顔です)
おじさんとはいえ、
自分が人を笑顔で魅了しているのだと、
自分の笑顔が
人を嬉しい気持ちにさせるんだと、
初めて知ったんです。
自分が笑顔でいれば
周りの人が嬉しくなったり、
楽しくなったりするのだと、
笑顔の力はとても大きいのだと
身を持って知りました。
自分の知らないところで、
人を嬉しい気持ちに
させているのかもしれない。
常に笑顔を意識して、
ニコニコ過ごそうと
思い始めたんです。
愛想笑いでも
いいじゃないですか。
相手が気持ちよくなるなら
どんな笑顔だっていいんです。
人のために、
自分のために、
笑いましょう。
人は幸せだから
笑顔になるんじゃないんです。
笑顔でいれば
周りを幸せにして、
自分も幸せにするんです。
これに気づいた私たちは、
笑顔でいようじゃありませんか。